骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症とは、加齢や長年の生活習慣により骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。

骨粗しょう症になると、背骨の圧迫骨折や大腿骨の骨折などを起こしやすくなります。圧迫骨折は治りにくい腰痛の原因になりますし、足の骨折は寝たきりの原因の上位となっています。健康な毎日を過ごすためにも、骨粗しょう症の早期発見と早期治療を行いましょう。
当院ではその場で結果のわかる、DIP法による骨塩定量検査(骨密度の検査)を行っております。
「自分はまだまだ大丈夫!」という過信が骨粗しょう症に限らず、万病の早期発見を遅らせる原因です。簡単な検査ですので、一度ぜひ受けてみましょう!

DIP法とは?

現在最も普及している骨密度検査の一種で、手のX線写真を解析する方法です。

DIP法検査
左手とアルミスケール(写真の右手にある棒)とともに撮影し、指の骨の白黒具合をアルミスケールの白黒と比較して、骨密度を算出します。骨密度はアルミニウムの厚さに換算されます。
被爆が少なく測定が容易なため、低骨密度のスクリーニング(検診)向きの測定方法として広く普及しています。

撮影したらその場で結果が分かる!

当クリニックでは撮影してすぐに骨密度判定がわかるシステムを導入しています。

検査結果撮影後は、左図のような検査結果用紙をお持ち帰りいただけます。4ヶ月〜1年おきの検査がよいと言われていますので、定期的な検診を受けましょう。
また、この検査で骨密度が低いと判定された場合、今度は精密検査が必要となりますので、骨粗しょう症の専門医へのご紹介をさせていただきます。